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練り込み技法

Nerikomi

 

練り込み技法とは?

金太郎あめのように、数種類の異なる色の粘土を組み合わせ、模様を作り出す陶芸の装飾技法です。表と裏で同じ模様が楽しめ、絵付けとはまた違った魅力があります。

練上(ねりあげ)や練上手(ねりあげで)とも呼ばれ、起源は7世紀のエジプトや中国だともいわれていますが、現在では「Nerikomi」という名前とともに、日本の陶芸の装飾技法のひとつとして海外でも知られつつあります。

色は焼き上がりと生の状態では大きく異なります。制作した色見本を見ながら、出来上がり想像し、作業を進めていきます。

変形しやすい色土を使ったこの技法は、絵を描くよりもとても不確かで手間はかかりますが、土の持つ魅力を引き出してくれる技法のひとつだと感じています。

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